大本番なのはあの大会。最有力候補のひとりして注目される今。
普段は学校に通う普通の女の子。よく見るとセーラー服の足元はDCのハイテクなスケートシューズ。
彼女はスケートボードが特別にうまいだけでじゃなく、プロとして夢を叶えていくという特別なスケーターである。
それを実証するスキルとキャラクター。さらにまだまだ成長し続けるテクニックとイマジネーション、トリック・レパートリー。
それらすべてを懸けて、数々の世界戦で勝ち星を重ねていく彼女のファンダメンタルを知る。
■スケートボードとの出会いとその後。
-スケートに出会ったきっかけは?
スノーボードがシーズンオフになったとき、
パパの弟がスケートボードがあるよって教えてくれて。
やってみたら、ハマりました。
いろいろなことができるようになると楽しくて、
みんなとワイワイできるのも面白いです。
-オーリーはすぐにできるように? まずはオーリーを覚えてからなんだけど次のステップは何に挑戦した?
オーリーは今でもずっと練習しているので、オーリーは永遠だと思います(笑)。オーリーできるようになったら、
ショービットやフリップや180を練習しました。それから、地元のスケートパークでランプの大会があり、
パークの人に出たら?と言われたので、
コンテストに
出るようになりました。
いつも大会に出るときの目標はノーミスです。
大会のために練習してきたことを本番でできるようにって。
■TAMPA PRO 初の女子部門で2位。
-海外のコンテストに出るようになって、自分の意識や気持ちで変わったことはありますか?
いろいろな人がいて、刺激を受けた。
スケートより英語がもっと話せるようになったら、
たくさんの人とコミュニケーションがとれて楽しくなれると
思いました。そして、規則正しい生活と、いろいろなパークで練習したり
技を増やす!それは代表になるためにも。
-初のタンパの女子部門のプロカテゴリー。見事2位になった勝因はなんだったでしょう?
自分が楽しめた!
世界大会のオープンランでも楽しむことを心がけています。
タンパでは、自分が練習してきた技をラインに入れたかったので、それをどのセクションでやるかイメージしました。
本戦でもミスすることなくできました。
ただ、めちゃくちゃ悔しいので、いっぱい練習して
また挑戦したいです!
-世界戦を経て、今後の世界のウィメンズで勝つために必要なトリックスキルや、トレンド的なトリックはなんだと思いますか?
女子ではやらない、男子のような滑りがしたいですね。
回し技を増やしたり、レールトリックも増やしたいですし、
自信をもって勝負に出るためのベストトリック見たいなのを
つくって増やしたいです。そして、しっかり食べて、しっかり寝る。
■大本番はまだ少し先。ケガに気をつけてさらに練習。
-いよいよローンチしたDCのキャンペーン映像。自分の映像を見て、どんな気分でしょうか。
またやりたい!
スケートボードを見て、
楽しさと自分のことを知ってもらえたら嬉しいです。
-自分のスケート映像で気に入っているのはどれでしょう?
特別ないです(笑)。
-新型コロナウイルスの影響で、
大会の中止も相次いでいましたが、
スケートボードのスキル部分ではどんな対策を心がけてる?
それにモチベーションはどう保っているのでしょう?
体調管理と東京の本番までの予選はまだ終わってないから、
怪我に気をつけて練習する!
ちなみに自分にとってのモチベーターは、母と友だちです。
メイク ア ベスト!それがスケートボード。
(プロフィール)
織田夢海(おだゆめか)
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2006年生まれ。愛知県出身。スケート歴7年。フリップに美学を持つ14歳。
好きなスケーターは西村碧莉やMariah Duran。
ストリートカテゴリーでめきめきと頭角を顕し、
Tampa Proは2位で表彰台に立ったグローバルスタンダードなガーリースケーター。
国内大会でもトップ常連で、
史上最年少でのビッグイベント代表の階段を駆け上がる。